温度計センサーの種類について
温度計のセンサーは、大きく分けて接触型のものと非接触型のものがあります。接触型のものは、さらに電気式と機械式に分かれ、電気式のものには測温抵抗体を使用したもの、サーミスタ、熱電対、IC温度センサーがあります。測温抵抗体とは、金属の電気抵抗率が温度にほぼ比例して変化することを利用したセンサーです。温度変化によって電気抵抗が大きく変化する酸化物半導体を使用したサーミスタ、2種類の異なる金属を使った熱電対、温度をIC(集積回路)で測定するIC温度センサーなど、意味を理解しておくとわかりやすくなります。
機械式のものには、リードスイッチ、バイメタル、アルコール温度計、水銀温度計などがあり、見慣れたものも多くあります。非接触型のものには、赤外線を使用したものが代表的です。温度を計測することや光センサーとしての機能もありますので、覚えておくと役に立ちます。コロナウイルス感染予防のため、公共の場で体温測定をされることがあります。
赤外線を使用した非接触型のものをおでこ付近に近づけて体温を計測された経験は多くの人達があることから、この形の温度計は最近よく出回るようになりました。通信販売などで販売されていることが多いため、どこからでも手軽に購入できることもよく出回ることにつながっています。この時期、温度計にはどういった種類のものがあるのか、またその原理はどうなっているのかを知っておくことも有意義なことです。温度計のセンサーのことならこちら