スマホに接続可能な温度計センサーとは

製造現場や温度管理が必要な倉庫などではデジタル式の温度計センサーが設置されていて、測定された温度のデータが専用ディスプレイや管理用のPCなどに送信されるシステムが用いられています。従来は温度計・センサーと管理用のコンピュータがケーブル接続されていましたが、最近はワイヤレスで測定データをスマートフォンに送信してリモートで監視が可能なスマート温度計が販売されています。ワイヤレスでスマートフォンにデータが送信されるので、電波が届く範囲であれば場所を選ばずに温度管理ができます。普段使用している使い慣れた端末を使ってモニタできるので、監視用のディスプレイを購入したり持ち歩く必要もありません。

BluetoothやWi-Fi対応の温度計ロガーを利用すれば、測定データが手持ちのスマートフォンに送信されて遠隔で温度を確認することができます。複数の場所に設置されている温度センサーのデータを1台のスマートフォンで一括管理することができ、数値を比較したりグラフで確認することも可能です。スマートフォンを使ってデータを管理すれば、測定値を保存したりPCなどのデバイスに送信する場合も便利で簡単です。スマートフォンで遠隔監視が可能なスマート温度計は、個人用でも活用する方法があります。

例えば子供やペットの健康を守るために、手持ちのスマートフォン端末を利用して自宅の温度を一元管理してモニタするといった使い方が考えられるでしょう。