介護現場と施設で役立つ湿度計センサー

気温40度という数字を見ても、大半の方は驚かないことでしょう。今では日本の夏は亜熱帯地域と大差のない酷暑となっています。1999年以降、地球全体で約5度も気温が上昇する温暖化現象が顕著にあらわれました。北極では氷河が2/3も解けてしまい、2050年には氷河が消滅することも示唆されているほどです。

日本に至っては周囲を海に囲まれた島国で、夏になると偏西風・暖流・高気圧の3つの影響を受けるため、連日40度を記録する気温となります。40度で我々人間が快適に暮らすには、エアコンを使用するしか手はありません。特に島国特有の多湿という環境も相まっており、除湿機能も併用しながら賢く使用することが望まれます。熱中症を患いやすいのは70歳以上の高齢者で、介護現場や施設では湿度管理を怠らないようにすることも大事です。

湿度計センサーというアイテムが現在は販売されており、これを利用すれば的確な湿度管理がおこなえます。高齢者施設の場合、個室とレクリエーションルームに湿度計センサーを備えるのが望ましいです。高齢になると暑い・寒いといった気温変化を感じる機能が低下するため、しっかりと客観的な方法で観測できるものが必要です。そこで役立つのが湿度計センサーであり、今ではエアコンに備わっているものさえあります。

設定しておいた湿度を上回るとアラームで知らせてくれるので、その時にエアコンを運転するきっかけをつかめるというわけです。

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